AOBANE2025

会場

青葉の風テラス 屋内イベントスペース

日時

2025.9.27[土] アクースモニウム・ワークショップ

2025.9.28[日] 電子音響音楽コンサート

アクースモニウム・ワークショップ

2025/9/27[土] 14:00開始(13:30開場)

アクースモニウム設置例

複数のスピーカーを用いて音響を立体的に移動させる音響システム「アクースモニウム」の基礎を、実演とともに学ぶ少人数制の実習型ワークショップです。歴史的背景の概説に続き、実際に参加者自身が音量を操作し、音の空間的な拡がりと変化を体感していただきます。当日使用するアクースモニウムは翌日のコンサートと同一構成で設置され、両日を通してより深い鑑賞体験を得られる内容となっております。

講師:牛山泰良

電子音響音楽コンサート

2025/9/28[日] 13:30開演(13:00開場)

アクースモニウムによる立体音響空間で最新の電子音響音楽作品を上演します。電子音響音楽とは、電子音や身の回りにある音を録音して、さらに音を加工して、それらを素材として作曲する音楽です。コンサートでは作曲家はアクースモニウムを用いて自身の作品の音を動かします。聴衆は音が移動するダイナミックな音場を体験できます。出演者には国内外で活動する作曲家に加え、地元を拠点とする作曲家、若手作曲家を招聘し、多様な作品世界を紹介いたします。

出演者

牛山 泰良 Taira USHIYAMA

電子音楽家、アクースモニウム、エレクトロニクス奏者、サウンドエンジニアとして活動。大阪芸術大学大学院博士課程後期課程在籍。エリザベト音楽大学、京都精華大学、相愛大学、帝塚山学院大学非常勤講師。関西を中心に活動しているアクースマティックアート団体「hirvi」メンバー。電子音楽やアクースモニウムの啓蒙活動を行っている。創作においては伝統と前衛、音と空間を内包した創作を目指す。

大久保 雅基 Motoki OHKUBO

仙台市出身。コンピュータ音楽の作曲家・アーティスト。テクノロジーと音楽の関係を創作、演奏、文化の面から見直し、バーチャル世界と現実世界の融合に取り組んでいる。愛知淑徳大学、相愛大学非常勤講師。洗足学園音楽大学 音楽・音響デザインコースを卒業。情報科学芸術大学院大学[IAMAS]メディア表現研究科 修士課程修了。Contemporary Computer Music Concert 2010にてACSM116賞、Wired Creative Hack Award 2019にてSony特別賞を受賞。塩竈市杉村惇美術館若手アーティスト支援プログラムVoyage 2021に採択された。

ウェブサイト

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菅原 宏之 Hiroyuki SUGAWARA

サウンドデザイナー、フォトグラファー マツコの知らない世界やラジオサカモトなど、テレビやラジオにて、1000年後に伝えたい音を採取し紹介している。

ウェブサイト

高橋 哲男 Tetsuo TAKAHASHI

テクノロジーや空間、身体表現などに注目し、コンピュータープログラミング、モジュラーシンセや様々な楽器を演奏しアンビエント、即興、実験音楽、ノイズなど多くの音楽プロジェクトに参加している。
Jai Machine(http://shine.jp,涼音堂茶舗,Beta Budega),Corps sans Organe、長尺曲、実験音楽のネットレーベルNord Perdu Edition主宰

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張 楊 Yang ZHANG

中国四川省出身。相愛大学を経て、洗足学園音楽大学大学院音楽研究科作曲専攻音楽音響デザイン修士課程修了。作曲を森威功教授に師事。メディアア一ティストグル一プの「交感現象」に所属。CCMC2024でACSM116賞とFUTURA賞を同時受賞。第25回日刊工業新聞社理工系学生論文コンク一ルで優秀賞受賞。

土井 波音 Namine DOI

宮城県石巻市出身。2019年ロンドンのUniversity of the Arts London Foundation Diploma修了後、現代美術・音楽分野を中心にサウンドアート、作曲、DJなどの活動を領域横断的に続けている。クラシックピアノの経験やロンドンのクラブシーンでの体験を通じて、自らの実体験と歴史的文脈に内包された他者の体験の結節点を探究し、日常の断片的な営みについて表現する。

ウェブサイト

守谷 悠吾 Yugo MORIYA

2002年生まれ、神奈川県出身。電子音響音楽の作曲やハウリングの原理を利用し竹を素材にして製作したFeedback Organという自作楽器を使用し、ライブパフォーマンスを行う。2024年『落ちてゆく』がContemporary Computer Music Concert 2024 Motus賞を受賞、Festival FUTURA2024(フランス)にて上演。

楊 子為 Ziwei YANG

中国湖南省出身、4歳よりピアノを、15歳より作曲を始める。中国星海音楽学院音楽技術科を卒業後、現在は洗足学園音楽大学音楽・音響デザイン専攻修士課程に在籍。中川善裕、森威功、林昶の各氏に作曲・電子音楽を師事。MUSICACOUSTICA-HANGZHOU 2024(中国)、IEMC2024(中国)、CCMC2025(日本)、ICMC2025(ボストン)、DENNY AWARDS 2025など、国内外のコンクールにて入選・受賞。現在、音景作曲を研究テーマに、記憶や文化的文脈に着目した創作を行う。

チケット予約

アクースモニウム・ワークショップ

2025/9/27[土] 14:00開始(13:30開場)
料金:2,000円
先着10名まで(要予約)

ワークショップを予約する

電子音響音楽コンサート

2025/9/28[日] 13:30開演(13:00開場)
予約:2,500円
当日券:3,000円
全席自由

コンサートを予約する

会場

青葉の風テラス 屋内イベントスペース

〒980-0856
宮城県仙台市青葉区青葉山2−1
地下鉄東西線「国際センター駅」2階

クレジット

機材協力|hirvi

助成|公益財団法人 かけはし芸術文化振興財団

後援|先端芸術音楽創作学会、日本電子音楽協会

主催|AOBANE(大久保雅基、牛山泰良|連絡先:大久保雅基 contact☆motokiohkubo.net ☆を@に置き換えてください。)